少し前のこと。
小学校での運動会…天候が不安定…その時のお話です。
メール連絡網のない学校では、、、
今日は金曜日、そして、明日の土曜日は運動会…しかし、天気予報ではあいにくの天候のようだ。
翌日の日曜日はどうだろうか?
日曜日もそれほど予報は良くはないが、それでも土曜日よりは良いようだ。
ここ数日の雨でグランド状態はあまり良くないが、それを理由に延期するほどでもないが、
決行してもしも途中で雨に降られ、子ども達が楽しみにしていた運動会を雨の中でさせるのも可哀想だし、雨に降られ体調を崩してしまう子どもがいるのではないか!?という心配もある。
それを考えると土曜日から日曜日に予定を変更したいところだが、今日はもう金曜日。
「プリント」や「電話リレー」の従来の連絡手段を使って、連絡が間に合うかどうか???
えぇーい、予報は予報、まだ雨に降られると決まった訳ではないのだから、このまま行ってしまえー。
土曜日の朝、雨が降っていたら、中止にすれば良いさ。
土曜日の朝になった。
天気は、、、雨は降ってはいないが、悪い。
いつ雨が降り出してもおかしくはない判断に苦しむ天候だ。
どうするべきか?
このまま運動会を決行した場合、雨に降られてしまう確率は高い。
それなら中止にするか!?…しかし、今は雨は降っていない。
運良く雨が降り出す前に終えることができるかもしれない。
うーーーーん、どうしたらいいんだ?
天候が微妙すぎて判断がつかん。
うーーーーん、どうするべきか???
えぇーい、決行だぁ。
校長先生達から聞いた訳ではないですが、彼らの心の内はおそらくこんなところではなかったでしょうか!?
さて、次に述べるのは、メール連絡網を導入していた学校における本当にあった事例です。
金曜日にこんなメールが配信されました。
↓
「明日、土曜日に予定していた運動会は、翌日の日曜日に延期します。土曜日に比べ、日曜日の天気予報はよくなっています。
子どもたちには少しでもよいコンディションで力を発揮してもらいたいと考えていますので、ご理解ご協力をお願いいたします。
土曜日に運動会ボランティアに応募いただいた皆様には、お礼申し上げます。延期になりましたので、ご都合のつく方は、日曜日によろしくお願いします。」
子どもたちには少しでもよいコンディションで力を発揮してもらいたいと思うから一日延期したいという内容の連絡に、どこの親が文句を言おうか!?
子どもたちのための一日延期、親のほうだってきっと同じように考えたはずだ。
ところが、従来は、その賢明な判断を連絡する手段がなかった。
だから、「えぇーい、決行だぁー」ということになっていたのです。
決行の末、子どもたちが雨に濡れ体調を崩してしまえば、とても残念なことですよね!?
子どもたちのために連絡網を充実させていきましょう。
メール連絡網は、学校の手間を省くためのものでもなければ、ましてや親の便利のためにあるものではない。
子どもたちのために使うものなのです。
コメント (1)
同感です
『子どもたちのために…』
私たちPTAはこの言葉でつながっているんですよね。
投稿者: skymax | 2010年06月18日 11:47
日時: 2010年06月18日 11:47