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未成年者の喫煙…長岡でのピント外れな取り組み

skymaxです。

2月22日、未成年者喫煙防止のため、『長岡地区未成年者喫煙防止対策・青少年健全育成運動協議会』がひらかれました。

この協議会は長岡たばこ販売協同組合とJT新潟支店長岡営業所の主催で、たばこ業界や警察、教育機関、愛煙家団体で構成されており、毎年一回開かれているそうです。
今年も関係者が出席して、未成年者の喫煙防止について話合われたそうです…が、実際からは大きくかけ離れた会議のようです。

今や実際のタバコの販売は半分以上が我々コンビニで行われていますが、我々とはこの会議はほとんど関係はありません。
つまりこの会議は、タバコの販売現場の声を無視した会議だと言えます。

皆さんは未成年者が、飲酒や喫煙をしたら、一番悪いのは誰だと思いますか?

未成年者の本人?
保護者?

違います。

『販売した店』が悪いのです。

…そんなアホな話はないでしょ?

実際に処分された販売店もあります。

罪を犯すのは未成年者で、罪を被るのは販売した店…厳密には違いますが、少なくとも我々はそのような指導を受けています。

だからコンビニでは、お客様に執拗に年齢確認をしているのです。

年齢確認をすると、怒るお客様も少なくぁりません。
我々はなるべく低姿勢で、年齢確認を実施していますが、かなり大変です。

そんな苦労も知らない人たちが集まって何の会議をしているのでしょうか?


私は飲酒喫煙は個人の自由だと思います。
しかし、中学高校生などの未成年者においては、精神的、肉体的な悪影響が大きくなり危険なので、厳しく取り締まる必要があると考えています。

そのためには販売する水際で食い止めることに、おおきな効果があることは、誰もが異論はないでしょう。
ですから、我々販売店はむしろ取り締まる側のはずです。

それが販売店が処罰を受ける側になっているのが現状です。


そんな現場の問題にメスを入れることも出来ないような会議は時間の無駄です。

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2010年03月01日 12:46に投稿されたエントリーのページです。

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