住民安全ネットワークジャパン

時々、こんな意見を耳にします。

『学校で携帯の使用ルールを作って欲しい』
実際にそんな条例がある自治体もあるそうです。

…ですが、携帯電話は未成年者が電話会社と直接契約する事は出来ません。
親が契約して子どもに与えたもの。
責任は親にあります。

ルールや規制を学校や行政に求めるのは、親として無責任だと思います。

確かに最近の携帯やパソコンの進歩は凄いです。
私もわからないことが沢山あります。

しかし多くの場合、携帯のトラブルは機械のハード的なことにあるわけではありません。

文章の書き方、人と人との接し方のスキルの欠如にあるのです。

残念ながら多くの大人たちはその問題を混同しています。

確かに中高年の方は、携帯の細かな操作は難しいかもしれません。
しかし、しっかりした文章で自分自身の考えをまとめることに年齢の優劣があるでしょうか？

これからの時代は、携帯やパソコンによる情報伝達がますます不可欠になることでしょう。

まず私たち親が正しいネットのかかわり方を示さないで、誰が可愛い我が子に道を示せるでしょうか？

『勉強しなさい』と我が子に言う親御さんは多いけれど、ご自分でも自己啓発に努めている親御さんはどれだけいるでしょうか？

私はむやみやたら、禁止するのではなく、親も一緒にメールのやり方(文章の書き方)を勉強するべきだと思います。

携帯は躾の問題です。

…そうは言っても、
『メールの作法なんて知らない』
という親御さんのために、良いテレビ番組をご紹介しましょう。

私みたいなパソコン音痴でもわかる番組です。

NHK教育の『高校講座情報Ａ』
『ITホワイトボックス』
『まる徳マガジン・簡単メール術』

特に『簡単メール術』はわかりやすくオススメですよ。

我が家では中学生の娘と一緒にテキストを見ながら見ていました。

うちの子供達も早くに携帯を欲しがりましたが、うちの方針として高校生になったらOKとさせて来ました。おかげで上の娘（現高１）は合格発表直後義父にメールして買って貰いました。下の息子（現中３）も欲しがっていますがとにかく高校合格したら！と我慢させてます。
子供単独で二万！？
ありえないですよ！
甘いのか金持ちなのか分かりませんが今は親が払っている以上文句は言わせません！