桑原です。
08年8月号のMySkipに掲載した私の記事をご紹介させていただきます。
小さい頃の私は、かなりの小食で母親を心配させたが、大人になってからの私は、大食い&早食いになり、今度は別の意味で妻に心配されている。
娘はというと、私が幼かった時に比べるとマシだが、やはり食事を残す時もある。
そういう時の娘は、優しいふりをして私に「これ 食べてもいいよ」と、残したものを私に食べさせるという作戦を取る。なんとも悪知恵が働く娘である。
この作戦が通用しなかった時は、おなかがいっぱいになると「ご飯の食べ方を忘れた」という意味不明な作戦で誤魔化すのだが、ここまでくると、悪知恵なのかさえもわからない。
我が家では和食中心の食生活を送っているせいか、娘の大好物はどういうわけだか「もずく」である。
しかも「もずく」を一気飲みする。娘にとって「もずく」は、飲み物のようである
アメは「歯が痛くなるからいらない」と勧められても断るくせに、スーパーに行くと「もずくほしーー」とダダをこねる。これには、私も笑うしかない。
娘には、食事のマナーをしっかりと教えている。
その影響で最近では、逆に私の方が娘から注意されている。
私が新聞を読みながら食事をしようものなら「ごはんのときはごはん!」と娘から説教される。
また早食いな私が、妻や娘よりも先に食事を終えると、娘から「はやっ!」と突っ込まれるのである。
普段私が娘に言っていることだから、素直に従うしかない。
私は、母、妻、娘の三世代から、食べ方で怒られる毎日なのである。