7月5日に寺泊で防災訓練が行われます。
長岡市としては初めて、津波を想定した大がかりな防災訓練を行うのだそうです。
危機管理防災本部よりの協力要請で、避難を促すメールを配信することに協力することになりました。
聞いたところによると、
私たちが発信したメールを受け取る人のところに、あらかじめテレビ局のカメラが待機していて、メールによって津波を知り、避難を開始するという訓練の一部始終を撮影するのだそうです。おそらく、その日の内にテレビのニュースで放送されるのでしょう。
[豆知識]
津波とは、海底で地震が起こることにより、広範囲にわたって急激な上下の運動、地形変化のでこぽこが生じ、それがそのまま海面に伝わり四方へ波動する現象をいう。つまり海底の浅いところで地震が起きると、津波を引き起こすことが多いのである。
その規模は、通常は地震の大きさ(マグニチュード)に比例しているが、それだけではなく、震源の深さなどにも影響されてくるのである
日本海側では、地震の規模が小さくても、津波の規模は大きくなる。
それは日本海側と太平洋側とでは海底の断層面の傾斜の角度が違うからで、日本海側はより急傾斜なのである。つまり、日本海側のほうが津波を起こしやすく、地震の影響を受けやすい形をしているためである。
海辺に住んでいないから大丈夫、津波は関係ないというわけでは決してない。海水浴やサーフィン、スキューバダイビング、ヨット等、海に関係するレジャーは、夏だけでなく、年間を通して行われているのだ。それだけに津波に対する注意は必要なのである。