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金星が東方最大離角

skymaxです。
金星が1月15日東方最大離角を迎えます。
金星は地球のすぐ内側を回る惑星です。このため太陽からは一定の角度までしか離れません。1月15日は太陽の東側へ47度まで離れるのでとても見易くなるのです。
日没後の西の空、金星が一番星として輝くのを楽しむことが出来るでしょう。
1月末には細い月と金星が並んで見えます。美しい眺めになることでしょう。

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コメント (5)

勘太郎:

skymaxさん、いつも情報ありがとうございます。初心者なので、わからないのですが木星の輪を見るのは双眼鏡レベルでは見えませんか?
トイザらスなんかで売ってる100倍くらいの天体望遠鏡なんかは、使えますか?

skymax:

skymaxです。

地球上からはどんなに大きな望遠鏡を使っても、木星の輪を直接観測することは困難です。
それは木星の輪があまりにも薄く木星本体の明るさに比べて淡い為です。

土星の輪ならば小さな望遠鏡でも観察することが可能です。30倍程度でも輪の存在は十分わかります。
今年は地球と土星の位置関係のために輪を真横から眺めることになります。
この為、輪は細く串団子のような姿の土星を見ることが出来ます。

勘太郎:

skymaxさん、ありがとうございます。
土星と木星間違えました(汗)
木星にも輪があったなんて、驚きです。見える時期になったら、ぜひ見てみたいと思います。ありがとうございました。

潤:

小さな望遠鏡…とは、ジャスコなどにも売っている8千円位のものかなぁ。
土星の輪をどうしても見てみたいので、買ってみようかな…。
良く見える時期になったら、また教えて下さい。

skymax:

skymaxです。

実は今が土星の観測好機です。
夜半前に東の空に見え始め、夜明け頃に西の空に傾きます…つまり一晩中よく見えます。しかも今月下旬にはルーリン彗星が肉眼で見えるほど明るくなって、土星に接近して見ることが出来ます。
土星のリング(環)はレンズの直径が50~60ミリ程度の望遠鏡でも20~30倍程度の倍率でも十分に存在を確認することが出来ます。

しかし市販の安価な望遠鏡では、支える架台が貧弱な製品が多いので注意が必要でしょう。
むしろ、5000~6000円程度のレンズキットを購入されて、自作してみると楽しいですよ。
架台も自作すると安くて丈夫なものが出来ます。

製作方法はレンズキットの販売元に問い合わせても大丈夫ですし、書店やネットからでも参考書を用意に入手出来ます。


もっと手っ取り早くご覧ななりたい方は、春に予定している天体観望会に遊びに来てくださいね(笑)。
今年は15年に一度の環の消失が観測出来る貴重な年ですから。

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2009年01月07日 17:48に投稿されたエントリーのページです。

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