本年度の第二回目の講義は「信濃川・越後平野の成り立ち」。
サブタイトルは「~大河信濃川の生い立ちを知って防災に活かす~」。
講師は、信濃川河川事務所の前副所長。
はるかな大昔、日本列島がまだ今の場所ではなく、南米の辺りの位置にあった約5億年前から話は始まった。
現在の山々が海の中だった頃の証拠として、槍ヶ岳の頂上のカール地形が氷河の浸食によってできたものだというお話があった。
ひゃー、とにかくスケールが大きな話で…私には難しすぎる。
印象に残ったのは、現在の信濃川の流水到達時間のお話。
信濃川の源流は、長野県の甲武信岳に端を発する。
そこを出発した水が大河津分水路河口まで到着するのに、通常なら約5日間かかるところなのだが、
洪水時にはわずか19時間で到着してしまうという。
違うものなのですね。
そして、話の展開は徐々に地震に関連する方向へ。
最後には、「自分の住んでいる場所の地盤を知り、被害を最小限に抑えよう。」
…確かに!でもなー、だからって引っ越か!?家を頑丈に建て替えるか!?
どちらもお金がないから無理だ!!
誰か、貧乏人向けの地震対策教えてください。