村松町在住の特派員より現地の情報が寄せられました。
当初、提供された情報によれば、熊の出没現場は「新鮫竜橋を渡った先の地蔵尊を山に向かって入ったところ」ということでしたが、現地特派員が実際に現場に足を運んで確認しましたところ、橋は「新鮫竜橋」ではなく「社段橋」が正しいようです。
情報元である行政側に確認しましたところ、地図などを見た際に「新鮫竜橋(しんこうりゅうばし)」という表記はあっても、「社段橋」という橋名の表記がない場合が多いことからの判断だったということでした。
濁沢町手前の太田川に架かる橋は、社段橋 ~ 新鮫竜橋 ~ 勧進坊橋 (社段橋が一番奥側)と3つあり、それらはそれほど離れていないが、新鮫竜橋付近は入山不可で、熊出没場所は3つの橋の一番奥の社段橋。
その先のお地蔵さんの脇を左に入っていったところに社段沢という小さな沢があり、そこを目測50メートルほど入渓したところの右側に「山火事注意」と看板が取付けられた樹木があり、その樹木の根元が熊によって樹皮をはがされていたとのことです。
↓激しく樹皮が剥がされ、手のひらより大きな穴がぽっかりと開けられている。
↓穴の開けられた樹木は、もともと内部が空洞になっている箇所があり、そこに蜂が巣を作っていたようだ。それを熊が採ろうとした、ということのようだ。
もしも、こんな鋭い爪で人間が襲われたらひとたまりもありませんね。