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誰のためのパトロール?

小学生の子どもたちの登下校時に、交差点などに立って、子どもたちの安全を見守ってくださっている地域のお年寄りの方々がおられるのを、皆さんも当然ご承知と思いますが、
実は先日、こういった活動を毎日しているという方とお話しをする機会がありました。
話の中で、少し気になることを耳にしましたので、ここで発表させていただきます。

これより下は、私が聞いたその方の言葉をそのまま書きます。
…………
『親も学校も、誰も感謝してくれんのだ』

つい先日の入学式の日のことだ。
いつものとおり交差点に立っていると、黄色い帽子をかぶった新一年生を連れた母親たちが私の前を通り過ぎて行ったのだが、誰一人として挨拶もしてくれなかった。
正直言えば「ありがとうございます」とお礼を言ってもらっても当然と思っているが、そこまでは望まない。せめて挨拶くらいはしてもらいたいものだ。
「子どもの毎日の登下校を見守ってもらっている」という意識があれば、挨拶くらいはして当然だろうと思うが…
そんなこともできない親が、なぜ?こうもたくさんいるのだろう。

だいたい、親たちは、見守り活動にまったく協力してこようとしない。
それどころか「自分たちは忙しいので、あまり期待しないでください」とヌケヌケと言う。
自分たちの子どもの安全に関することなのに、ホントにこれでよいのか?
世の中おかしくないか!?
…………
『自分さえ良ければ…という親が増えてきた』

下校時の見守りをしていて気がついたことだが、
自分の子どもだけ迎えに来て、さっと連れて帰る親が増えてきたように思う。
集団で下校することになっているはずなのに…。
迎えに来る時間があるのなら、下校の道に立って、他の子ども達のことも合わせて見守るべきだろう。
自分の子どもだけ安全なら、それで良いのか!?他の子ども達のことは知らんという姿勢で良いのか!?
最近の親たちの考えていることは、どうにも理解できん。
…………
『学校の協力も不十分だ』

子ども達の下校時間はまちまち。
何曜日は何時ころとだいたいは聞いていたとしても、行事などあれば下校時間は変更される。
その時間変更を学校側は連絡してこない。
変更を聞かされていない私たちは、時に数時間も立っていなければならないことがある。
いったん校門を出てしまえば、それは地域の責任とでも言いたいのか!?
学校の姿勢も、まったくもって理解できん。
…………

以上です。

私たちはお年寄り達に甘え過ぎているようですよ。

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コメント (2)

ムササビ:

全く耳の痛い話だと思います。
地域のコミニュケーションだの、安全だのと言う前に まず人と人の挨拶ですよね。
お年よりのボランティアの方たちへの感謝が足りない私自身、馬鹿親のひとりかもしれません。
幸い新年度になったことですし、私も気持ちを切り替えてみたいと思います。
失敗だらけでカッコ悪くても、子供たちには気持ちを伝えることは出来るはずです。
我々男性も『お母さん』にばかり依存しないで、積極的に自分から地域にかかわらないとダメですよね。

潤:

このお話をされた方が、お怒りになるのはもっともだ!と思って読みました。
学校側もそうですが、PTAの人達もまるで他人事ですね。
学校側も下校時刻予定表を出そうと思えば、簡単に出せるはず。
親も、自分の学区で不審者の話が出れば大騒ぎするのに、その予防はしようとしない。
誰かがやってくれれば、それでいいじゃん!と若いお母さんは平気で言います。その子供達は、いったいどんな大人になるのでしょうか!!

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2008年04月27日 04:03に投稿されたエントリーのページです。

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