自閉の子はコンビニが大好き!だけど自閉の子は一見してそうだと判りにくいため、お店の方から「挙動不審な子」と勘違いされることがあった。そこで、「コンビニの方から自閉の子を理解してもらおう」という活動を以前に長岡自閉症親の会が行ったがうまくいかなかった。
という主旨の記事を掲載いたしましたところ、
当方の情報メールを受信している1万人の会員の中の一人の、セブンイレブン古正寺店のオーナーさんが「協力しますよ」と申し出てくれました。
先日、私は長岡自閉症親の会の代表者と二人でお店を訪ねて参りました。
すると、そこには、おそらくオーナーさんが配慮してお呼びいただいていたのであろう中越地区の本部の方がおられて、私たちの話を一緒に聴いてくれたのです。
自閉の子は、相手に自分の意思を伝えるのが苦手。
買いたいものを探しキョロキョロ、あるいはトイレを借りたいのだけど場所が分からずウロウロ。
そういう時に、お店の方から「どうしたの?」と優しく声を掛けられるだけで、自閉の子にとってどんなにうれしいことか!?
長岡市内のコンビニが、すべてそういう状況になったら、とてもすばらしいことだ。
この活動はまだ始まったばかり。
だから今後どうなるかはまだ分からませんが、それにしても、皆さん側から協力を申し出ていただけたこと、これはホントにすばらしいことです。ホントに嬉しく思っています。
いままでは、「こういう情報をもっと早く送れ」などといった要望や、「もっとしっかりしろ」などといったご意見、そうかと思えば「いろいろやり過ぎ」「ミッション違いなのでは!?」といったご指摘、どんなご意見ご指摘も受け止める気持ちでおりますが、正直言いますと、どちらかというとあまり有難くない(言い過ぎ!?ゴメンナサイ)ご意見がほとんどでした。
私たちは、[お店とお客様]のようにサービスする側とされる側の関係でもなければ、ましてや、チェックする側とされる側の関係ではない。
同じ市民同士で、本来は協力しあうべき関係のはずです。
それが初めて実現しました。これぞ「市民の協働」。
すばらしいことだと思いませんか!?皆さん。
当NPOにとって記念すべき出来事でした。