26日夕方、当方の情報網に、ある情報が飛び込んできました。
「長岡市内のS町で連れ去り事件が起こったのではないか」というのです。
事実ならば一大事ですから、至急一斉配信を掛けなくてはなりません。
そこで、すぐに警察に電話して確認してみましたところ、
「そういう通報が市民から寄せられたことは事実だが、それが連れ去り事案と確定した訳ではない」という回答でした。
詳細はこうです。
長岡市S町路上で、小学生らしき子どもが車から降ろされた。
しかし、直後にまた車に乗せられ、車は走り去って行った。
その様子を付近の人が見ていて、「連れ去りでは?」と通報があった。
警察では、通報内容だけで「連れ去り」と断定できないと判断し、通報者から再度詳細に聞き取りを行ったり、万が一の場合を考え、長岡市や学校に連絡する等しながら調査を進めている。
と、当方が最初に問い合わせた際はこういう内容でした。
そして、その後、再度問合せを掛けたところ、「連れ去り事件ではなかったことがはっきりした」という回答があったものです。
今回の件は、「連れ去り」でなくて本当に良かった。
しかし今後、本当に連れ去り事件が起こらないとは限らない。
その時に、また、今回のように[地域の目]が機能するだろうか?
子どもが連れ去られ命を奪われた過去の事件を振り返ってみると、それらのほとんどが、連れ去り後1時間としない内に凶行に及んでいることが分かる。
つまり、連れ去り事件が起こった場合に子どもの命を救おうと思ったら、「一秒でも早く見つける」しかないのだ。
そのために、
今回のような[地域の目]が果たす役割は大きい。