春は山菜狩りなどで誤って有毒な植物を採取し、食べたことにより、食中毒が発生することがあります。県内では今年3月に食用のニラと誤ってスイセンを
食べたことによる食中毒が発生しており、全国的にもニラとスイセンを誤って食べて発生した食中毒の件数が、きのこを除く有毒植物では最多となっています。
この他に食用植物と形が似ていて誤食しやすい有毒植物として、主に次のようなものがあります。
○ 食用のセリと有毒のドクゼリ
○ 食用のオオバギボウシ(ウルイ)と有毒のバイケイソウ
○ 食用のギョウジャニンニクと有毒のイヌサフラン
有毒植物による食中毒を防ぐため、次の点に注意しましょう。
『食用と正確に判断できない山野草は、絶対に「採らない!」「食べない!」
「人にあげない!」』
『食用植物と有毒植物は同じ場所に生えることがあるので、採る際は1本1本
をよく確認する。』
にいがた食の安全インフォメーション「毒草による食中毒」
http://www.fureaikan.net/syokuinfo/01consumer/con02/con02_03/con02_03_02.html
厚生労働省「有毒植物による食中毒に注意しましょう」
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/yuudoku/
[情報元:新潟県福祉保健部生活衛生課]