ベネッセ教育情報サイトでは、中学1年生~高校3年生の子どもを持つサイトメンバーを対象に「定期テスト対策」に関するアンケート調査を行った。(アンケート期間2013年6月/回答者数1916人)。ピリピリしがちな定期テスト期間、中学生や高校生のいる家庭では、子どもたちの成績が上がるようにと、さまざまな工夫やサポートをしているのでは?
「定期テストの対策について、お子さまに協力していることはありますか?」という問いに対して寄せられた回答をご紹介しましょう。
テスト勉強に直接関与して協力する保護者の声です。
●時事問題に対応するため、NHKのニュースを毎朝見る(高2の保護者)
●範囲と提出物の紙を見せてもらい、そこから出そうなところを教える(中1の保護者)
●やることとスケジュールを(子どもと)一緒に考える(中1の保護者)
また、「願かけ」に近いかもしれませんが、子どもがテスト勉強に励む間は、自分も家事をがんばるという保護者もいました。
●勉強タイムになったら、親は家事をし、子どもたちは勉強するように切り替える(中2の保護者)
●(子どもの)勉強中は家事や新聞、本、ペットの小屋や水槽掃除など、自分も遊ばず用事をする(中2の保護者)
食事面での配慮は、多くの保護者が挙げています。
●食事をいつも以上にバランスよく、消化がよいものにする(中3の保護者)
●運の付く食べ物を食べさせる(高3の保護者)
一方、「反抗期なので何も手出しできない」(高1の保護者)と、サポートをあきらめかけている保護者も多いようですが、こんな協力のしかたならどのご家庭でもできそうです。
●弟や妹が邪魔しないよう早めに寝かせる(高3の保護者)
●リビングのテレビを消す時間を長くする(中2の保護者)
「ちゃんと勉強しなさい」とプレッシャーをかけるより、がんばる親の姿を見せるほうが、伝わるものがあるのかもしれません。
出典:[ベネッセ教育情報サイト]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141201-00010000-benesseks-life