[ カテゴリー:子育て, 生活 ]

メディケア生命保険調べ、親孝行に1年間で使える金額平均約7万4千円

11月11日は「介護の日」、11月22日は「いい夫婦の日」。そこで、メディケア生命保険(株)(本社:東京都江東区)では、親孝行や親子の会話の実態、老後の生活に対する意識を探るため、「家族の絆と老後の生活に関する意識調査」を実施した。

対象は、親・配偶者・子どもがいる40~59歳の男女1,000名。調査期間は2014年10月21日~10月23日の3日間。調査方法はインターネットリサーチ。

■「介護の日」認知率6.4%、「いい夫婦の日」認知率87.2%
「介護の日」、「いい夫婦の日」を知っていたか聞いたところ、11月11日が「介護の日」であることの認知率は6.4%、11月22日が「いい夫婦の日」であることの認知率は87.2%となった。昨年の調査でも「介護の日」の認知率は4.9%であったことから、介護の日の認知があまり進んでいない状況が窺えた。

■「自分の子どもが生まれたとき」最も親の愛を感じる
全回答者(1,000名)に、大人になってから、どのようなときに、親の愛を感じたか聞いたところ、「自分の子どもが生まれたとき」41.6%が最も多く、「自分が子育てをしているとき」37.4%、「自分の子どもの成長を感じたとき」37.1%、「自分の近況を気にしてくれたとき」33.0%、「相談相手になってもらったとき」28.6%が続いた。自分が親になり、子育てや子どもの成長を通じて、親の愛を感じた人が多いようだ。

■親孝行している43.9%
全回答者(1,000名)に、自身が親孝行していると思うか聞いたところ、「親孝行していると思う」は43.9%と半数を下回る結果となった。男女別に見ると、「親孝行していると思う」は男性よりも女性のほうが高く、男性の37.4%に対して女性では50.4%となった。また、世代別に見ると、40代は36.4%、50代は51.4%となり、40代より50代のほうが「親孝行していると思う」は高くなった。

■最近した親孝行1位は「親の話をきく」
自身が親孝行をしていると思う439名に、最近、どのような親孝行をしたか聞いたところ、「親の話をきく」68.3%が最も多く、「親の健康を気遣う」65.8%、「母の日・父の日にプレゼント」64.7%が6割台、「お盆や年末年始などに顔をみせる」53.5%、「孫の成長をみてもらう」50.3%が5割台で続いた。他方、「金銭的に援助する」は11.4%と約1割という結果となった。

■親孝行に使える金額平均は約7万4千円
親孝行に1年間でどのくらいの金額を使えるか聞いたところ、「1万円~2万円未満」20.3%、「5万円~10万円未満」19.7%、「10万円~20万円未満」17.5%の回答が多く、平均は約7万4千円となった。男女別にみると、男性では「10万円~20万円未満」(23.6%)の回答が最も多く、平均額は約9万円、一方、女性では「5万円~10万円未満」(21.6%)の回答が最も多く、「1万円~2万円未満」がほぼ同率(21.0%)となり、平均額は約5万8千円だった。

■自身の老後に不安92.0%
全回答者(1,000名)に、自身の老後の生活のイメージを聞いたところ、「期待(に近い)」が8.0%、「不安(に近い)」が92.0%となり、大多数が、老後の生活に対し、期待よりも不安のほうを強く感じている結果となった。次に、共働きシニアが増えていると言われているが、自身と配偶者が共働きシニアになると思うか聞いたところ、「なると思う」が41.2%、「ならないと思う」が58.8%となり、全体の4割が共働きシニアになると予想した。

■健康・医療サポートなどが整う分譲マンションは3人に1人が興味ある
全回答者(1,000名)に、シニア向け商品・サービスについて、自分の利用と親の利用で興味があるか聞いたところ、「楽に使える家電(軽量化された掃除機や楽に物を取り出せる冷蔵庫)」では53.1%と半数以上が興味を示し、「毎日の食事や健康・医療サポート、コミュニティスペース、運動設備が整っている分譲マンション」は36.5%と3人に1人、「介護ロボット(介護される人の自立を支援するロボット)」(26.5%)と「孫育て講座(現在の子育て事情や孫育てのコツなどを学ぶ講座)」(26.3%)はそれぞれ4人に1人が興味を示した。また、親の利用についての興味をみると、「楽に使える家電」は66.4%と3人に2人が興味を示し、「毎日の食事や健康・医療サポート、コミュニティスペース、運動設備が整っている分譲マンション」は46.0%、「介護ロボット」は37.3%が興味を示した。

■理想の老後は「のんびり過ごす」が最も多い
全回答者(1,000名)に、“理想の老後の生活”とは、どのような生活か聞いたところ、「のんびり過ごす」が最も多く39.1%、次いで「家族、子ども、孫との時間を楽しむ」38.9%がほぼ同率で続き、「趣味・習い事を楽しむ」32.9%、「ドライブや旅行を楽しむ」32.5%、「食を楽しむ」27.5%が続いた。また、わずかだが、「海外生活を楽しむ」5.5%や「恋愛を楽しむ」1.9%といった回答もみられた。
■ニュースリンク先
http://www.atpress.ne.jp/view/53600

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141113-00073469-suumoj-life

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