北陸農政局新潟地域センターが発表した平成26年県産米(水稲)の8月15日時点の作柄概況によると、作柄は平年に比べ「やや良」となる見込み。15日時点の「やや良」は24年以来、2年ぶり。同センターは好天に恵まれ、もみの発育が順調だったことが要因という。
田植え後の5月下旬以降に天候に恵まれ、気温が高く日照時間が長くなったことから、穂数に1穂当たりのもみ数をかけた全もみ数は「やや多い」の見込み。も みの実入りや米粒の肥大を示す「登熟」は「やや不良」。8月の台風11号の影響による被害面積が岩船と下越北・南、佐渡地域で大きく、稲が実らず白くなる 白穂や変色のもみが発生したことなどが要因としている。引き続き県内計500地点の生育状況を調べ、9月に作況指数を公表予定。
http://sankei.jp.msn.com/region/news/140830/ngt14083002080003-n1.htm