警察庁と厚生労働省は4日、「脱法ドラッグ」に代わる新たな名称を募集すると発表した。東京・池袋で脱法ドラッグの一つ、脱法ハーブを吸った男の乗用車が暴走し8人が死傷した事故などを受けた。
脱法ドラッグは薬事法や麻薬取締法で違法とした物質、これらと化学構造が似た薬物などの総称で、違法な物質と違法といえない物質が混在する。古屋圭司・国家公安委員長は同日の閣議後会見で「人体にも影響がある極めて危険な薬物。こういうことにふさわしい呼称のご意見をお寄せいただきたい」と話した。
新名称は、幅広い世代で危険性が高い薬物と理解できるもの。「ハーブ」という言葉は特に誤解を与えるため原則として使わない。
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