男女3~4割が克服
厚生労働省は18日、特定健診・保健指導(メタボ健診)を受けた男性の約3割、女性の約4割がメタボリックシンドロームの状態を脱したとする検証結果を公表した。
メタボ健診は40~74歳を対象に2008年度に始まった。腹囲が男性85センチ以上、女性90センチ以上で、かつ血糖、血圧、脂質のうち一つでも異常があると、保健師などが生活習慣の改善を促す保健指導の対象となる。
同省の作業部会は、08~11年度の4年間に初めて保健指導の対象となり、最長の6か月間、指導を受けた毎年約20万~30万人を追跡。翌年の健診で検査値が改善したかどうかを調べた。その結果、08年度に異常と判定された項目が多く保健指導を受けた人は翌年、男性は予備軍も含めてメタボの人が約3割、女性は約4割減った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140419-00010000-yomidr-hlth