花粉症の人もそうでない人も、ほこりっぽい日の多い春先は、喉が痛くなったりせきが出るなど粘膜が敏感になりがちです。
そんな時におすすめの野菜がれんこんです。れんこんに含まれるタンニンという成分は炎症をしずめてくれるので喉の痛みなどにいいのです。
今日はそのれんこんをすりおろして肉団子風のスープ煮にする料理を紹介します。
れんこんと合わせて、なんと! 干ししいたけもおろして混ぜ、種にするのですが、干ししいたけが水分をすって種をまとまりやすくしてくれる上、うまみが出るからダシやスープの素もいらず。簡単に味がまとまるのがうれしいですね。
スープの実はあり合わせのねぎを使いましたが、もやしや細切りピーマン、にんじんなどを一緒に煮、彩りよく仕上げてもいいですね。
[ 作り方 ]
(1) 干ししいたけは乾いた状態のままおろし金ですりおろす。おろし切れない小さなかけらはそのままでも大丈夫。れんこんもおろし金ですりおろし、長ねぎは斜め切りに。
(2) (1)の干ししいたけとれんこん、おろししょうがと片栗粉をボウルで混ぜ、一口大に丸める。
(3) 小鍋に a を入れて火にかける。煮立ったら(2)のお団子と長ねぎを入れ、再び沸騰したら弱火におとす。3~4分煮てねぎが柔らかくなり、お団子に火が通ったらOK。しょうゆ数滴で味を調え、火を止める。
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