今年のバレンタインデーで、注目を集めるのは「ローチョコレート」だ。
「ロー」は「生」という意味。最近では、野菜や果物などをそのまま食べる「ローフード」がブーム。米国では30年前からあり、日本では、「グリーンスムージー」の流行で、広く知られるようになった。
で、ローチョコレートはというと、生のカカオ、つまり、いぶさないカカオである「ローカカオ」を使って作るチョコレートだ。これが人気を博しているのには理由がある。体が若返るのだ。
ローチョコレートに注目し、4年前から料理教室を開いているフードクリエーターのWOONINさんに聞いた。
「ローカカオはスーパーフードと呼ばれ、緑茶の30倍の抗酸化力をもっているうえ、マグネシウムの含有量は食材の中でもトップクラスです。アンチエイジングの効果だけでなく、アンチストレス、集中力を増す効果があり、仕事をしているサラリーマンや健康に気を使う方にはぴったりです」
自然の甘味があり、あまり糖を使用せずに済むのも特徴。粉末状のものが百貨店などで売られているが、カカオの成分を生かすために48度以下で調理するのがコツ。もちろん、市販の完成品もあって、インターネットで手に入る。程よい甘さと苦味が交錯する大人の味だ。
WOONINさんは週3回料理教室を開き、ローチョコレートの作り方を教えているが、毎回盛況。“元気”になりたい中高年には喜ばれそうだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140209-00000017-nkgendai-hlth