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「趣味はランニング」じゃあもったいない! 「良いランナー」として楽しむために意識したいこと

良いランナーは作られるのであって、生まれつき良いランナーはいない──。つまり、練習は才能を凌駕する、正しい手順を踏んで練習をすれば、良いランナーになりうつチャンスがあるということです。

あまりにも多くのランナーが、こんな言い訳をするのをよく目にします。「時間が無くて…」「ハードなトレーニングには向いていないから…」「いつかハーフマラソンを完走できたらいいな…」、エトセトラ、エトセトラ。

自分で自分を制限することは、本当になりたいランナーになるのを邪魔しているようなものです。では、より良いランナーになるためのベストな方法とは、どんなものでしょうか。

継続的に前進を繰り返す

長期にわたる努力があるからこそ、長距離を走れるようになるものです。ランニング初心者は、長期的視点に立って、少しずつ前進するのだと考えるようにしましょう。ランニングを習慣づけるには、何年も何年もトレーニングを続けなければなりません。

成功している良いランナーに共通しているのは、決まった練習をきちんとやろうとしていることだと思います(さもなければ運が良いか、才能があるか、あるいは遺伝的に速く走ることに向いているとしか考えられません)。もちろん、どんな競技スポーツでも、大成するかどうかは才能の有無に大きく左右されるのでしょう。しかし、すばらしいパフォーマンスの裏には、挫折や厳しい練習、怪我に耐え、小さな成功や良くないパフォーマンスを伸ばしてきた努力が、間違いなくありまるのです。

いつか華やかな成功の世界へと導いてくれる王冠ではなく、目の前にある自分の問題に集中しましょう。少しずつ前進するために必要なのは、何度も継続することだけに意識を向けることです。それだけがランナーとして成功する秘訣です。近道はありません。

プロセスに意識を向ける

目に見える成果や目標は大事です。しかし、トレーニングのプロセスこそが、日々のトレーニングの一番の目標となるべきです。週3日しか走りたくないなら、パーソナルベストを更新することは考えないようにしましょう(それは、毎日遅刻してきて、仕事も半分しかこなさないのに、給料を上げてくれと上司に頼んでいるようなものです!)。実践がすべてです。ウォームアップの日課をこなし、練習をし、筋力トレーニングをする。さらに練習を深めたいなら、夜はしっかりと睡眠を取り、きちんとした食生活もしましょう。

私の大学時代のクロスカントリーのコーチはいつも「ろうそくを両側から燃やすな」と言っていました。どういう意味かというと、良いランナーになりたいと思うなら、適度な睡眠と正しい食事を取り、健康的な生活を送らなければならないということです。良いパフォーマンスは健康から生まれます。トレーニングのプロセスはとても大事なので、私は毎日自分がどのように感じているかを重視しています。トレーニング期間に平均タイムが遅くなると不安になるランナーもいます。

しかし、一番大事なのは練習の優先順位で、長距離走と週に1~2回のダッシュが正しいペースが実行されていれば、基本的なランニングペースはそこまで重要ではありません。タイムが遅くなっているのは、ただ毎日の練習がハードで、回復のためにもっとゆっくりと走る距離を増やした方がいいということです。トレーニングのプロセスがうまくいっている限り、そこまで心配する必要はありません。

良いランナーになるには、良いランナーのように練習すること

優秀なランナーは、自分のやり方でトレーニングをしているものです。より速く走るには、これが一番効果的な方法です。大会の時にタイムの目標があるなら、練習の時もただ走るだけではなく、自分のタイムも意識します。

トレーニングには、もっと具体的で、もっと体系的なアプローチが必要です。やるべきトレーニングを決めるときに一番大事なのは、その時に効果のあるものをすることです。ジャガイモを植えたのであれば、ニンジンの収穫は期待できません。

自転車や水中ジョギングのような、ランニングにより特化した有酸素のクロストレーニングを選択しましょう。このようなエクササイズは、練習中に怪我をするリスクがかなり低く、心肺機能を向上させます。

ただのランナーにならない

練習を特定することの必要性についてガミガミ言った後で、頭が混乱するかもしれませんが、あまり考え過ぎないように。それでもトレーニングの中で一番重要なのはランニングです。しかし、”ただ走る”だけではいけません。トレーニングの内容としては、軽めのランや長距離ラン、ダッシュだけでなく、さまざまな種類のランニングがあります。

例えば、以下の3つをやっていますか?

 

体のメンテナンス柔軟ストレッチ筋力トレーニング

※いずれも英文記事

日々のトレーニングを、上記のようにケガを防ぐことに重きをおいて組み立てていますか? 走るだけのトレーニングでは結局ケガをするだけです。しかも、今以上に速く走れるようになりません。

優秀なランナーたちが実践しているトレーニングを見てみると、彼らのやっていることと、一般のランナーがやっていることに、大きな違いがあることに気づくでしょう。彼らは、ただのランナーではなく真のアスリートです。当然ながら一般ランナーであれば、筋力トレーニングやマッサージ、理学療法、ストレッチ、アイシングなどに、1日2時間以上かける時間はないでしょう。しかし、これらのうちの、いくつかでもできる時間があるのではないですか? 言い訳は横に置いておいて、正しい練習のプロセスに集中してみてはいかがでしょうか。

7 Things I Wish I Knew When I Started Running |Strength Running

Jason Fitzgerald(原文/訳:的野裕子)

http://news.goo.ne.jp/article/lifehacker/bizskills/healthcare/lifehacker_36951.html

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