運動も食事管理もしてるのに、全く痩せないどころか、年々体重がゆるやかに右上がりになってゆく!と悩んでいる方はいませんか? でもそんな悩みを抱えているのは、あなただけではありません。世界中の女性が、ほぼ同じような悩みを一度は抱えた事があるのです。
その原因として考えられるのは“代謝が急激に下がっている”からです。実は、代謝を上げなければ、どんなにダイエットをしても、体重はなかなか減少しません。
また恐ろしい事に、間違ったダイエット方法で代謝を下げ続けると、かえって体重が増加してしまう事もあります。代謝の低下を徹底的にストップしなければ、気付いた時には手遅れになってしまうのです。
今回は、アメリカの健康サイト『Women’s Health』の記事を参考に、“代謝を下げる生活習慣”を6個紹介しますので、ご自身の生活と当てはまるか一緒にチェックしてゆきましょう。実は、意外な生活習慣が、代謝をどんどんと下げているのです!
■1:農薬の入った食べ物に注意!
実は有機塩素化合物の含まれた食べ物を摂取すると、エネルギーの燃焼を妨げる事が、カナダの研究結果で明らかになりました。つまり、農薬が含まれている食べ物です。毒素類を摂取していた経験のあるダイエッターは、普通の人よりも、体重を減少させる事が難しいという結果になったのです。
■2:睡眠時間を削るだけで代謝は急落?
2012年の研究によると、睡眠が少ない人は次の日の行動量が減るという結果がでています。さらに、ドイツとスウェーデンの研究によると、睡眠量を削る事で、身体のエネルギーを使う事を停止してしまい、代謝はどんどんと悪化してしまいます。
■3:生理中に●●を補わないと太る?
生理中は血液が少なくなる為、鉄分不足となります。鉄分が不足すると、筋肉に酸素が回らなくなります。筋肉に酸素が十分にないと、エネルギーが急低下して、代謝のレベルが下がります。結果、体重は減りにくくなってしまいます。鉄分を含んだ食品、レバー、ほうれん草等を意識して摂取しましょう。
■4:小食で省エネ状態に?
小食になると、身体は餓死モードになり、少ないエネルギーで生き残れるようになります。カロリーを燃焼する代わりに、エネルギーを蓄えて、代謝をどんどん下げてしまいます。つまり、省エネモードになってしまうのです。
■5:20分間座っているだけでデブまっしぐら?
20分間、同じ体勢でじっとしている事で代謝を下げられる事が、研究結果によって明らかになりました。座り直したり、体勢を変えたり、20分に一度は身体を動かしてみましょう。
■6:時差ボケや昼夜逆転生活は究極の低代謝に?
体内時計は代謝を正常にする細胞をダイレクトにコントロールしています。しかし、日内リズムが崩れる事で細胞は動かなくなり代謝を上げなくなってしまいます。できれば、生活のリズムは正しくしましょう。
いかがでしたか? 悲しい事に、代謝はどうしても年齢と共に下がっていきます。でも、どんなにダイエットを頑張っても全く痩せないという30代女子の悩みも、よく聞きます。
代謝を下げないようにするには、省エネ状態を避ける事です。つまり、基本ではありますが、小学生のように、きちんと食べ、よく動き、きちんと眠るという基本的な生活をする事が一番良い方法かもしれません。