そのカタカナ、必要ですか?
主に西洋などから入ってきた「カタカナ語」――いわゆる外来語には、すでに定着して誰にでも通じるものが多いですが、近年になってから入ってきて一部の世代にしか知られていないものや、特定の分野・業種のみで定着しているものも少なくなりません。
1位:アジェンダ
2位:オーソライズ
3位:オルタナティブ
4位:エビデンス
5位:バジェット
このような一般的には通じないカタカナ語の中でも、相手に使われて特に困るものとして挙げられているのが、《アジェンダ》です。《アジェンダ》は計画や予定表などを意味する言葉ですが、ビジネスシーンでは検討・協議すべき課題や行動計画などを表現する際にこの言葉がしばしば用いられます。同様に用いられるビジネス系のカタカナ語としては予算を意味する《バジェット》、プロジェクトにおける各作業工程の節目を意味する《マイルストーン》などがありますが、あえて日本語から置き換える必要を感じないものがほとんど。日本語だと伝わりにくいというものでもないだけに、なぜ使う人が多いのか不思議ですよね。
ビジネス以外のシーン以外でも目にするカタカナ語としては、《オーソライズ》や《オルタナティブ》、《エビデンス》なども気になる人は多いようです。「公認・承認すること」の意味を持つ《オーソライズ》の場合は、「その件はオーソライズされているの?」といった使い方をされますが、「その件は承認されているの?」と聞いた方が誰にでも伝わるのは一目瞭然。日本人のカタカナ語好きは有名ですが、ここまでくると「日本語は将来どうなってしまうのか」と心配になってしまう人もいるのではないでしょうか。
調査方法:NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション(株)提供の「NTTコム リサーチ」モニターに対してアンケートを行い、その結果を集計したものです。
調査期間:2013/10/31~2013/11/1
有効回答者数:1,060名
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(gooランキング)
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http://news.goo.ne.jp/article/gooranking/bizskills/gooranking-38740.html