厚生労働省は、仕事と育児の両立支援でトップクラスの実績を上げている企業を対象に、新たな認定制度を創設する方針を固めた。
これまでの「くるみん」マークよりも格上で最上級の「プラチナ・くるみん」(仮称)マークを作り、広告などに活用して企業の姿勢をPRできるようにするほか、税金面でも、優遇策を講じる。
現在、両立支援に積極的に取り組んでいる企業に与えられる「くるみん」マークの認定制度は、2007年度に始まった。企業は子育て支援の行動計画(2~5年)を作った上で、期間内に〈1〉女性の育児休業取得率(出産した女性に占める育休を取った人の割合)が70%以上〈2〉男性の育休取得者数が原則「1人以上」〈3〉残業時間を減らし、有給休暇の取得を促す措置を講じること――など国の基準を満たすことで、マークを取得できる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131214-00000666-yom-pol