最近流行りの肉食女子。お肉が美肌と美ボディを作る、という考え方ですが、みなさんは、毎日お肉を食べていますか?やっぱり肉食には抵抗があるって方も多いと思います。そこで今回は、肉食のウソ・ホントに迫りたいと思います。
ウソ。お肉は、アミノ酸スコア100の良質なタンパク源。タンパク質は、筋肉を作るのに欠かせない栄養素です。筋肉がしっかりついた身体は基礎代謝がよく、太りにくい身体といえます。焼肉を食べたとき、ご飯を沢山食べていませんか?ビールを沢山飲んでいませんか?お肉を食べるから太るのではなく、一緒に食べているご飯やビールが太る原因となっているのです。
肉食はニキビの原因?
ウソ。お肉は、良質なタンパク源ですから、コラーゲンを作る際にも欠かせません。ただし、注意しなくてはならないのが、お肉の脂です。やはり脂の摂り過ぎは、ニキビや肌荒れの原因となってしまいますから、カルビやハラミなど脂の多いお肉は避け、赤身や豚もも肉や鶏ささみなど、脂の少ないお肉を食べましょう!
肉食は足が太くなる?
ウソ。お肉を食べただけでは、スポーツ選手のような筋肉にはなりません。筋肉は、負荷をかけないと成長しないからです。ですから、お肉を沢山食べてもマッチョにはなりませんので、ご安心を!逆に、成長期にしっかりとタンパク質を摂らないと骨が充分に成長できず、足が短くなると言われています。
肉食女子は美肌?
ホント。野菜には、ビタミン・ミネラルが含まれていますが、ビタミン・ミネラルだけで美肌は作られません。ツヤのある肌に必要な皮脂や、ハリのある肌に必要なコラーゲンが体内で生成されるには、お肉に含まれる油分やタンパク質が必要です。また、野菜に含まれる鉄分は、非ヘム鉄といって、吸収の悪い鉄分です。ですから、野菜ばかり食べていると貧血になりやすくなります。貧血になると、お肌に栄養が充分に届けられずカサカサとした元気のないお肌になってしまいます。その点、お肉に含まれる鉄分は吸収の良いヘム鉄ですから、貧血が気になる方は、レバーや牛赤身などのお肉を食べると良いでしょう。
お肉が一番?
ウソ。お魚に含まれるEPAは血液をサラサラにして血行を良くする効果があり、美肌作りにも冷え取りにも欠かせない成分です。お肉に含まれる脂も身体には欠かせない成分ですので、お魚:お肉を1:3の割合で食べるのが理想的とされています。3日に1回はお魚食べましょうね!
終わりに
魅力いっぱいの肉食ですが、やはり脂と食べ過ぎには注意しなくてはいけません。お肉を食べる時は、「お肉の脂肪の吸収を抑える効果のあるウーロン茶を飲む」、「ご飯を食べ過ぎない」、「野菜を一緒に食べる」、この3点を心がけて、来年は肉食美肌女子を目指しましょう!
(岩田麻奈未/ハウコレ)