[ カテゴリー:生活, 食育 ]

使いこなしてやせ力UP!カロリー6つの素朴なギモン

ダイエッターなら必ず気にする「カロリー」。「低カロのものを選べばダイエットできるんじゃないの?」と思いがちですが、そうではないことも。
いまさら聞けないけれど知っておきたい「カロリーのギモン」をわかりやすく解説します!

いまさら聞けないけれど知っておきたい「カロリーのギモン」をわかりやすく解説します!

【ギモン1】やせたければ、低カロリーのものを中心に食べればOK?

栄養が偏って太りやすくなることも。バランスよく食べましょう
「低カロ食品中心の食事だと、カロリーを抑えることはできても、必要な栄養素を十分とることが難しくなります。退社が落ちてかえってやせにくい体になってしまうので、バランスよく食べましょう(金丸先生)」

【ギモン2】1日の摂取エネルギー目安をオーバーしてしまったら、どうやって調整すればいい?

次の日の主食を減らし、、3日くらいで調整を
「あせって食事を抜いたりすると、食事リズムをくずすモトになるのでNG。次の日の主食量を2~3割ほど減らし、さらにおやつを少なめにするなどして3日以内にカロリー調整するのが無理のない方法です。宴会など、事前に予定がわかっていたら前日に主食量を減らしてもOK」

<たとえば・・・>
▼普段通り
・当日:2000kcal
・翌日:2000kcal
・翌々日:2000kcal

▼食べ過ぎた日の調整
・食べ過ぎ当日:3000kcal
・翌日:1500kcal
・翌々日:1500kcal

【ギモン3】材料のカロリーを全て足せば、総カロリーになる?

調味料なども加算。揚げ物は吸油率なども考慮します
「材料だけでなく、調味料のカロリーも加算します。また、調理法によってもカロリーは異なります。たとえば、焼きものと揚げものではカロリーに大きな差が。さらに、天ぷらかフライかによって吸油率(油を吸う量)が異なり、カロリーに反映されます」

<たとえば・・・>
▼調理法によるえびのカロリーの違い
・えびの塩焼き:24kcal
・えびの天ぷら:128kcal
・えびフライ:140kcal

【ギモン4】同じものを食べても人によって吸収されるエネルギーはちがう?

遺伝や体質により異なります
「たとえば、同じ牛乳を飲んでもおなかをよく壊す人とそうでない人がいるように、遺伝や体質によって体内での吸収率は異なります。また、同じ人でもその日の体調によって吸収率が異なる場合があります」

【ギモン5】カロリーゼロの食品は本当に0kcalなの?

100gあたり5kcal未満なら「0kcal」と表示できます
「カロリー表示は実際の値と誤差があってもよいとされていて、正確に0kcalでないものもあります。食品は100gあたりのカロリーが5kcal未満、飲料は100mlあたり2.5kcal未満なら0kcalと表示できます」

【ギモン6】カロリーってどこまで気にすればいいの?

誤差がつきもの。10kcal以下は気にしなくてOK!
「栄養成分表示に記載されているカロリーは、あくまでもサンプルを分析して計算した値。それに、カロリーを正確にもとめるのはとても難しく、バラつきが出やすいのです。ですから、10kcal以下の細かい数字は気にしなくてOK」

http://medical.yahoo.co.jp/diet/column/1626/

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