東北電力は、新潟県を含む管内のこの冬の電力需給の見通しについて、厳しい寒さになった場合でも電力供給の余力は確保できると見込んでいますが、発電所のトラブルなどが起きれば需給がひっ迫するおそれがあり、引き続き、無理のない範囲で節電するよう協力を呼びかけています。
東北電力がまとめた新潟県を含む管内のこの冬の電力需給の見通しによりますと、▼供給は、おととしの「新潟・福島豪雨」で被災した水力発電所が順次、運転を再開していることで、供給が、豪雨前の半分まで回復することなどから、1月は1542万キロワット、2月は1500万キロワットと見込んでいます。
一方、▼需要は、平成23年度並みの厳しい寒さになった場合には、1378万キロワットから1394万キロワットが見込まれるということです。
この結果、東北電力では、電力供給の余力は、最も少ない場合でも、8.9%になると見込んでいて、安定的な供給に問題はないとしています。
しかし、発電所のトラブルなどが起きれば需給がひっ迫するおそれがあり、東北電力では、引き続き、無理のない範囲で節電するよう協力を呼びかけています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1035771771.html?t=1384227150944