はじめに
筆者は、トマトソースを裏ごしせず、少し食感の残ったものが好きで、ケチャップを自分で手作りすることがあります。
塩分を控えめにして、野菜ジュースやスパイスを入れ、味に深み出しています。鶏肉のソテーなどにかけるだけでご飯の一品になりますよ。
そこで今回は、トマトが余って熟してしまった時などに家で簡単に作れるケチャップの作り方を紹介したいと思います。
材料(ジャムの小瓶1個分)
- トマト・・・3個
- 塩・・・小さじ1
- 砂糖・・・大さじ1弱
- 酢・・・小さじ1
- 黒胡椒・・・少々(白こしょうでもOK)
- シナモンパウダー・・・少々(なくても大丈夫です)
- ローリエ・・・2~3枚
- 野菜ジュース・・・大さじ2
- 鷹の爪・・・輪切りにしたもの4つ程度
作り方(調理時間:40分)
STEP1:トマトを炙る
トマトを洗って水気をとったもののヘタ部分にフォークを指します。その後、トマトを中火にかざして炙ります。パチンと皮がはじけてきますので、1分ほど全体に熱が届くよう回して炙ります。
STEP2:トマトの皮をめくる
皮がめくれてきたら、手で取ります。ツルンとむけますよ。
STEP3:タネをとる
横半分にトマトを切り、中のタネ(緑の部分)をスプーンなどで取り除きます。
STEP4:トマトを切る
トマトを5ミリ程度の粗みじんに切ります。
STEP5:トマトと他の材料を煮る
鍋に切ったトマトと、ローリエ以外の調味料を鍋に入れ、中火で1分加熱します。
STEP6:ローリエを加えて煮る
水気が出てきたら、ローリエを加えてさらに煮ます。ぐつぐつとなるまで中火で、煮立ってきたら約15分ほど弱火で、よく混ぜながら煮て下さい。
STEP7:ローリエ、鷹の爪を取り出す
弱火で15分ほど煮て、全体の色が濃くなり水気が減ってきたら、ローリエと鷹の爪をとり出します。
STEP8:煮詰めて完成
さらに混ぜながら弱火で煮詰めます。鍋底に寄せると一つにまとまる程度の固さになったら完成です。
作り方のコツ・注意点
トマトは、青いものより、握ると潰れそうな完熟トマトの方がオススメです。トマトがたくさん手に入らない場合は、ホールトマト缶でもできます。
調味料は、少なめから加え、好みに応じて味見をしながら足していくと失敗が少ないです。
作ったケチャップは、冷ましてから、煮沸消毒などで滅菌処理した口の閉まる瓶にいれておくと風味が落ちません。
手作りですので、2~3日のうちに食べるか、冷凍保存してください。タッパーなどに入れて冷凍すると1~2ヶ月ほどもちます。
おわりに
とても簡単ですので、皆さんもお試しください。
(image by 著者)