株式会社ジャストシステムは10日、モバイルおよびソーシャルメディアに関するユーザー意識調査の結果を発表した。回答を寄せた15~69歳の男女1100名中、510名がスマートフォンを使用。また、1日のスマートフォン利用時間の18.5%を「目的のない暇つぶし」に費やしていることが分かった。
調査は、ジャストシステムのアンケートサービス「Fastask」を使って9月27~28日にかけて実施された。同サービスに登録する15~69歳のユーザーを5歳区切りかつ男女別で50名ずつ選び出し、回答を募った。
回答者中、スマートフォンを利用していたのは46.4%(510名)。フィーチャーフォン利用者は49.0%、「携帯電話を利用していない」という回答も4.6%あった。
スマートフォン利用者には、1日におけるスマートフォン利用時間のうち、どのような目的で利用しているか時間配分を聞いた。これによると、全ユーザー平均では利用時間の18.5%が「特に目的は無いが暇つぶしに面白い動画を見たり、ゴシップサイトを閲覧したり、ゲームをしたり、ショッピングサイトなどを閲覧する」だった。また、ほぼ同率の2位が「SNS等を使って他の人とコミュニケーションすることを目的として、スマホを利用する」で18.4%。3位は「ニュースや役に立つ情報の閲覧を目的として、スマホを利用する」で15.4%だった。
また、テレビを見ながらスマートフォンを利用する「ながら視聴」についての調査も行われた。複数回答中、最も多かったのが「インターネット検索を利用する」で39.2%。次いで多かったのが「メール」で35.9%。ただし、「(テレビ番組を見ながら)スマートフォンは利用しない」も38.8%に上っている。
年代別・性別での利用動向調査も行われており、一例として「10代後半女性がテレビを見ながらTwitterを利用する割合は54.3%」「20代後半女性の47.1%がほぼ毎日スマートフォンで写真撮影している」などの結果も分かった。ジャストシステムではこれらの調査結果を全94ページのPDFにまとめ、希望者に公開している。なお、PDFのダウンロード時には名前や住所などをフォームに入力する必要がある。
http://news.goo.ne.jp/article/impress/trend/impress-2013101014.html