日銀新潟支店は9月の県内金融経済動向を発表し、基調判断を前月の「緩やかに持ち直している」から「持ち直している」へと、2カ月ぶりに上方修正した。海外経済の復調と円安で輸出が持ち直しているほか、消費者心理の改善で個人消費が底堅さを増しているのが主な要因。公共投資が増え続け、景気の好循環が県内にも見られるという。
照内太郎支店長は先行きについて「政策が経済を下支えし、県内でも内需を中心にプラスの動きが続く」と予想。ただ、企業収益に大きな影響を与える中国など海外経済を見極める必要があり、「所得の改善に不確実さもある。引き続き幅広く点検していきたい」と述べた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130908-00000023-san-l15