受験生の平均睡眠時間7.2時間 眠気と携帯電話を制する者が受験を制す!?
常盤薬品工業株式会社が運営する「眠眠打破(みんみんだは)委員会」は、夏休みを夏期講習などで頑張る受験生にフォーカスし、「受験勉強に関する意識調査」を実施した。
【負担が大きいだけ!? 「お受験」をしても東大に合格できないリスク】
同調査は、2014年春または2015年春に受験を予定している16歳~22歳の全国男女394名を対象に実施。この夏、受験勉強の敵だと感じることは「眠気」が68.5%を占め、ダントツで1位となった。次いで、2位は「プレッシャー」(43.1%)。
注目ポイントとして、「携帯電話(メール・SNS等)が勉強の敵」という回答が、現役生と既卒生で大きく差が開いたことが挙げられる。既卒生(19~22歳)では27.8%(第4位)であったのに対し、現役生(16~18歳)では47.1%(第2位)と、実に約20%以上も差があった。現役受験生は、携帯電話との付き合い方も合否を分けるポイントになりそうだ。
また、夏の時期の学習を乗り切るために活用しているグッズや行動を尋ねたところ、「お守り・願かけ」が1位(31%)となり、受験生にとって“神頼み”は定番という結果となった。以下、2位「眠気対策グッズ」(26.9%)、3位「冷却グッズ(冷たいタオル・卓上扇風機等)」(24.6%)、4位「快眠対策グッズ」(17.3%)と続く。意外と票を集めたのが「好きなタレントの写真やポスター」(11.7%)で、5位にランクインした。
一方、受験勉強をし始めてから、睡眠時間が減ったと思うか尋ねたところ、「減ったと思う」22.3%、「変わらない」57.6%という結果となった。全体の平均睡眠時間は7.2時間。眠気の原因は、睡眠不足というよりもこの年代(若者)ならではのものかもしれない。若者につきものの眠気をいかに克服するかが、受験の勝負を分けそうだ。
http://news.goo.ne.jp/article/mynaviwomen/life/mynaviwomen-529786.html