関西電力は14日、大飯原子力発電所4号機(福井県)を9月15日に停止させ、定期検査に入ると原子力規制委員会へ申請した。
全国の原発計50基のうち、稼働しているのは大飯3、4号機だけで、3号機も9月2日に停止する。4号機が止まれば、2基が相次いで再稼働した昨年7月以来、1年2か月ぶりに「原発ゼロ」になる。
原子炉等規制法では、原発は営業運転の開始から13か月以内に次の定期検査を行うよう定めている。大飯4号機は昨年8月16日に営業運転を再開した。
今年7月に原発の新規制基準が施行され、関電など電力4社が計12基の安全審査を規制委に申請。審査には早くても半年程度かかるとされ、当面は全原発停止の状態が続くことになる。
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/life/medical/20130815-567-OYT1T00287.html