インコ味のアイスはいかが? 神戸の喫茶店で販売
口のなかに広がるのは、インコ味!? 神戸市灘区の喫茶店で販売されているインコ風味という異色のアイスクリームが話題を呼んでいる。インターネット上で注目を集め、海外のサイトでも取り上げられるほどで、店は買い求める若者たちでにぎわっている。
販売しているのは、店内で紅茶やケーキを楽しみながら小鳥を観察できる「とりみカフェ ぽこの森」。店長の梅川千尋さん(33)が小鳥の餌となるアワや麦、ヒマワリの種などをバニラアイスにまぜて食べたところ、口のなかに小鳥のにおいが広がり、商品化を決めたという。
梅川さんによると、「小鳥の餌は品種で異なる上、餌のにおいが羽につきやすい」といい、オカメインコ、セキセイインコ、文鳥の3種類の風味を用意した。
5月に大阪の百貨店で行われたイベントで販売したところ連日完売の人気に。短文投稿サイト「ツイッター」を中心に話題となり、英国のタブロイド紙「ザ・デーリー・メール」のニュースサイトでも紹介された。8月中旬からインターネットで受注を始め、9月上旬から全国発送するという。
さくさくとした食感で、アイスクリームにシリアルをまぜた感覚だといい、鹿児島市から来たという専門学校生、鈴木絵美里さん(19)は「自宅でオカメインコを飼っているが、同じにおいがした。でもおいしい」と驚いていた。
価格は各1個300円(税込み)。問い合わせは同店((電)078・805・6700)へ。
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/snk20130729114.html