22日の「土用の丑の日」を前に、スーパー5社のうち3社がウナギの調達で、ワシントン条約の規制対象種で欧州連合(EU)が輸出を禁止しているヨーロッパウナギを扱っていると環境保護団体グリーンピースがホームページで公開した。イオン、西友、ダイエー、ユニー、イトーヨーカ堂にアンケートした。
各社の回答によると、販売はユニーとイトーヨーカ堂、ダイエーの3社。ユニーは「なるべく調達をしないようにしたい」とした。イトーヨーカ堂は「国の資源管理に基づいた対応を順守する」、ダイエーは「トレーサビリティー(生産流通履歴)が確実に実施できるメーカーと取り組んでいる」と答えた。
西友は取り扱いを「禁止し、今後も扱う予定はない」とした。イオンは、取り扱いが「無い」と答えた。ヨーロッパウナギは、EUが輸出を禁止する以前のものや、EU以外の国から市場に流通しているとされる。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130721/trd13072119350006-n1.htm