鳥取県は19日、今後全ての公文書で「自殺」という表記を原則として「自死」に改めることを決定した。内閣府自殺対策推進室によると、全ての公文書で「自死」と表記する自治体は、3月に決めた島根県に続き全国で2例目だという。
法律名や統計用語など変更できないものを除き、公文書やちらしといった作成する全ての資料を今後、自死の表記で統一。同日から県のホームページ内の表記も訂正を始めた。
県健康政策課によると今月5日、平井伸治知事が遺族の自助グループ「コスモスの会」(鳥取市)と面談した際、「自殺という言葉は悪いイメージで、多くの遺族がつらい思いをしている」と訴えられたことを受け、決定したという。【川瀬慎一朗】
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