改修工事のため休館していた新潟市の水族館、「マリンピア日本海」がおよそ10か月ぶりにリニューアルオープンし、9000人余りが訪れにぎわいました。
新潟市の水族館、「マリンピア日本海」は、施設の老朽化のため、去年9月から休館し、改修工事が行われていました。
海の日の15日、およそ10か月ぶりのリニューアルオープンとなり式典では新潟市の篠田市長が「新しい水族館は見応え十分な施設になった。これから皆さんで水族館を大きく育ててほしい」とあいさつしたあと、テープにはさみを入れて開館を祝いました。
新しい水族館はアザラシなどが飼育されている水槽の壁をガラス貼りにして中の様子を見えやすくしたほか、ヒトデやナマコなど磯の生き物に直接触れられるコーナーが設けられ、訪れた子どもたちは水槽に顔を近づけて生き物が泳ぐ様子を歓声を上げながら見入っていました。
「マリンピア日本海」によりますと、初日の15日は、9000人余りが来場したということです。家族で訪れた新潟市の27歳の男性は「開館が待ち遠しかったです。体験型の施設が多く、子どもも楽しんでいます」と話していました。マリンピア日本海はおよそ33億円をかけて改修していて、新潟市はこれまでより10万人ほど多い年間60万人の来場者を見込んでいるということです。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1035469791.html?t=1373934430059