ウィルコムとウィルコム沖縄は、固定電話回線にかかってきた迷惑電話を自動的に警告できる端末「迷惑電話チェッカー」を発売した。振り込め詐欺や勧誘電話などの迷惑電話からの着信を応答前に知ることができるという。価格はオープン。利用料は税込み月額490円。別途、「ナンバーディスプレイ」など、固定回線を提供している電話会社の発信電話番号通知サービスを契約する必要がある。

ウィルコム、固定回線への迷惑電話を警告する「迷惑電話チェッカー」で振り込め詐欺を防げ
迷惑電話チェッカーは、自宅などの電話機と固定電話回線に接続すると、サーバーに登録されている迷惑電話番号リストを参照して警告する。そのため、初めてかかってきた電話でも迷惑電話かどうかの判別が可能という。迷惑電話の番号リストは、迷惑電話チェッカーのユーザー全員で共有しており、随時更新する。かかってきた電話についても、端末のボタン操作で拒否登録や許可登録が行える。

警告する仕組み
警告はランプの色と音声メッセージで行う。ランプの色の意味は以下の通り。
・青:「許可」登録した電話番号
・黄:公衆電話、または「番号通知あり」のリストにない電話番号
・赤:サーバーの迷惑番号リストに登録されている電話番号、または「着信を拒否」登録した電話番号

ランプの色と音声メッセージで警告
迷惑電話番号リストは、トビラシステムズが管理している。サービス開始時点の登録数は2万件以上。
迷惑電話チェッカーのおおよそのサイズは幅100×高さ44×奥行き 70mm、重さは約 137g。
なお、ウィルコムらは、東京都西東京市で1,000世帯に迷惑電話チェッカーを配布し、被害防止に活用する実証実験を実施する。
http://news.goo.ne.jp/article/internetcom/trend/internetcom-20130705002.html