目覚めの水は麦茶が最適「ノンカフェイン&血液サラサラ」
朝、目が覚めたときにまずは水を1杯飲むといいと言われていますが、夏の定番の飲み物と言えば「麦茶」。
水の代わりに麦茶を飲むと、どんな効果があるのでしょうか。
麦茶はノンカフェインだから、胃の粘膜を荒らす心配がありません。それに、血液をサラサラにしたり、毒素を排出する働きがあるので、成人病予防の見地からも期待されているお茶なんです。いつでも安心して飲むことができますね。
もちろん、朝、1杯の水代わりに飲んでも有効。
水出しタイプは煮出しタイプに比べて作るのも簡単。
ちなみに、お茶のテイスターが両方のタイプの味比べをしたところ、何と水出しタイプの方が雑味が少なく香りも良かったのだそう。
煮出すと雑味が混じり、香りが逃げてしまう傾向にあるようです。
ただ、焙煎(ばいせん)した麦茶はコーヒーと同様、1分ほどの“蒸らし”を採り入れることで、うまみがぐんとアップするそうです。
その方法はパックに少量のお湯をかけ、1分ほど蒸らした後に、水出しをするだけ。一度試してみてください。
私たちの体にとって、水分の摂取はとても大切です。
血液の流れをよくしたり、代謝を促進したり、老廃物や毒素を排出し、腸内細菌や酵素の働きも支えているのが水なんです。
ただし、いつ飲むのが良いのか?理想的だと言われる水分の摂(と)り方についてもお伝えしましょう。
●ベストタイムは寝起き
寝起きは喉が渇いていなくても、体は乾いた状態にあします。朝1杯の良質な水分は血液ドロドロ状態を回避し、血液サラサラにする重要な役割があります。
しかも、水を飲む行為は交感神経を刺激することにもなり、目覚めにはぴったり。
●毎食30分~1時間前に飲むのも理想的
水分を摂(と)ると新陳代謝がアップし、老廃物の排出もスムーズに行われます。食事前に飲むことで空腹感が和らぎ、食事量を抑えることもできるはず。
水は30分程度で腸に移行し吸収されるため、食事の消化には影響しません。その代わり、食事中や食後に水分を大量に飲むことは、消化酵素を薄め、消化力を弱めてしまいかねないので控えたほうがよいでしょう。
今の季節は冷やした水やお茶を飲みたくなりますが、冷たいものは胃の働きに負担をかけます。体のためには20℃程度の常温のままで飲むのがおすすめです。
http://news.goo.ne.jp/article/mynaviwomen/life/mynaviwomen-245596.html