■県選管 準備余念なく
第23回参院選がきょう4日、公示される。新潟選挙区(改選数2)には8人が立候補を予定しており、21日の投開票日まで舌戦が展開される。
これまでに立候補を表明しているのは、民主現職、風間直樹氏(46)▽自民現職、塚田一郎氏(49)▽生活現職、森裕子氏(57)▽共産新人、西沢博氏(33)▽社民新人、渡辺英明氏(63)▽維新新人、米山隆一氏(45)▽幸福新人、生越寛明氏(48)▽無所属新人、安久美与子氏(78)-の8人。
立候補の受け付けは午前8時半から午後5時まで、県庁で行われる。
一方、県選挙管理委員会は3日、参院選に向けた準備に追われた。
受け付けリハーサルが県庁で行われ、職員らが入念なチェックを繰り返した。
説明役の職員が「あわてることなく冷静に行い、特に物資などの交付の誤りがないよう留意してください」と話し、物資や証明書類、ビラ証紙の交付、各種届け出受け付けと順番通りに説明した。選挙の“七つ道具”といわれる選挙事務所の標札や個人演説会会場の表示板、運動員が付ける腕章などが用意され、手続きの流れを確認した。
また、「明日へ生かそう この一票」と標語が記された広告塔や懸垂幕などが県内20カ所に設置された。
参院選用の県特設サイトも4日から開設され、候補者や政党の情報、投票方法などが掲載される。フェイスブックなどのSNSに今回初めて参院選のバナー広告も出る。アドレスはパソコン用「www.saninsen-niigata.com」。スマートフォン用もある。
県選管の長津光三郎委員長は4日付で「わが国の針路を方向付ける重要な選挙であり、参議院の役割に対する認識を深め、政見や主張を十分見極めた上、主権者としての自覚と自由な判断に基づいて棄権することなく投票してほしい」とする談話を発表した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130704-00000080-san-l15