茨城県古河市の小学校で先月、運動会のため校庭に設置していたテントが突風で浮き上がり、中にいた児童の上に落下しケガ人が出す事故が起きたが、年間何度となく起こるテント事故。このような事故が起きる理由は、一般的に学校などで使用されているテントが「ペグ」といわれる固定具を使用したとしても、強風に耐えることを想定していないからだ。そのため、強風の発生する可能性のある屋外での使用には、常に危険が伴う設計となっているのが現状だ。
そのような事故を未然に防ぎ、災害時に簡単に設置でき、雨や台風クラスの強風に耐えられるテント「X-GLOO(エックスグロー)」(http://x-gloo.jp/)に注目が集まっている。
このテントはドイツで生まれた“風で飛ばされても安全”なエアフレームテントで、国内では販売総代理店の株式会社デボルターレが販売している。
風が強い吹雪の雪山での使用に耐え、持ち運びと設置が楽にできるというコンセプトをもとに、パラグライダーを開発しているドイツのの技術を結集して作られ、アルミやスチールのフレームを使わず、空気抵抗も考えたこれまでにないドーム型のテントだ。
しかも耐久度が高いだけではなく、子どもや女性でも1人で簡単に設置することができ、現在では警察の捜査一課の現場捜査本部用にも使用されているという注目のテントだ。
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/life/education/snk20130703529.html