五泉署は21日、悪質な送りつけ商法被害を未然に防止した功労で、五泉市村松の村松郵便局長の雨田進一郎さん(48)と、同局員の土田義晴さん(50)の2人に感謝状を贈った=写真・日報連会員の比企一夫さん撮影。
同署などによると、今月8日、同市内の80代の女性宅を訪問した土田さんに、女性は「業者から前日に電話で『明日、商品(約3万円)が届くので代金を払ってほしい』と言われたが、注文した覚えがない」と話し相談。土田さんは「悪質な送りつけ商法ではないかと判断」し、女性がメモしていた送り先業者に電話をかけ商品をキャンセルしたという。
さらに訪問中に宅配業者から女性宅に、「これから商品を配達に行く」との電話がかかってきたため、商品をキャンセルしたことを伝え、送り先業者に返送するよう依頼した。
同署で島名透署長から感謝状を渡された雨田局長は「窓口だけでなく、高齢者宅を訪問した時にもそんな気配を感じたら未然防止に手助けができるようにしたい」と話した。
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20130623ddlk15040018000c.html