小千谷市で交流を続けている福島県南相馬市の震災からの復興を
支援しようと、チャリティーコンサートが開かれました。
9年前の新潟県中越地震で被災した小千谷市はおととしの震災直後には地域の住民の自宅で南相馬市から避難してきた人たちを受け入れるなど支援を続けています。
22日は小千谷市の民宿で地元の住民グループが企画したチャリティーコンサートが開かれ80人あまりが集まりました。コンサートではオペラ「蝶々夫人」のアリア、「ある晴れた日に」やNHKのドラマ「坂の上の雲」のテーマ曲
「StandAlone」などあわせて12曲が披露され、訪れた人は、ピアノの音色や響き渡るソプラノ歌手の歌声に聞き入っていました。会場を訪れた小千谷市の64歳の女性は「中越地震の際は多くの方に助けてもらったので南相馬の人にも私たちの気持ちを届けたいです」と話していました。コンサートを企画した住民グループの細金剛代表は「今後も支援を続けて、南相馬の人に元気になってもらいたいです」と話していました。会場で集まった6万円あまりの募金はすべて南相馬市に贈られるということです。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1035323801.html?t=1371938175327