長岡市で、バラの香りを競うコンクールの受賞者が参加して、表彰式が行われました。
「国際香りのばら新品種コンクール」は、国の北陸地方整備局が、長岡市の国営越後丘陵公園で、毎年、開いています。
ことしは、公園内で2年間かけて育てられた日本やイギリス、フランスなど7つの国の、あわせて48品種のバラが審査されました。そして、最優秀にあたる、国土交通大臣賞と新潟県知事賞を受賞した岐阜県の青木宏達さんに表彰状が贈られました。
青木さんが新しく作った「夜来香」という品種は、深みのある藤色で、柑橘系の甘い香りが特徴です。
青木さんは「自分の子どもや孫のように大切にしているバラが受賞できて驚いています。人を引きつける、フルーティな香りがとてもすばらしいバラです」と話していました。
公園には、コンクールに出されたバラを含む609品種・2200株のバラが展示されていて、家族連れなどが、写真を撮ったり、豊かな香りを楽しんだりしていました。
神奈川県横須賀市から来た男性は「鼻をくすぐるような、良い香りがするバラがたくさんあって、とても気持ちが良いです」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1034782751.html?t=1371413658371