妊娠中に感染すると、赤ちゃんに障害が出るおそれのある風疹は感染の拡大に歯止めがかからず、県内では、今月9日までの1週間に新たに、1人が風疹と診断されました。これで、ことしに入ってからの患者は37人と、去年1年間の4倍以上にのぼっていて、県は、予防接種を受けるなどして感染の拡大を防ぐよう呼びかけています。熱や発疹などの出る風疹は、患者のせきやくしゃみを通じて広がり、妊娠中の女性が感染すると赤ちゃんの目や耳、それに、心臓などに障害が出るおそれがあります。
新潟県によりますと、県内では、今月9日までの1週間に、30代の女性1人が新たに風疹と診断されました。
これで、ことしに入って感染が確認された人は37人となり、去年1年間の患者数8人の4倍以上になりました。
37人のうち7割を超える27人は、予防接種を受けていない人が多い20代以上の男性だったということです。
これまでに診断された人の中には職場の同僚から感染した人もいて県は、妊娠中の女性への感染を防ぐために、予防接種を受けたり、マスクを着用したりして感染の拡大防止に努めるよう呼びかけています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1035130421.html?t=1371067095554