文部科学省は21日、海外などで活躍する「グローバル人材」育成に取り組む高校「スーパー・グローバル・ハイスクール」(仮称)を各都道府県で指定し、重点的に支援する方針を決めた。
数学や理科も英語で教えることなどを想定し、海外有名大学への進学も積極的に促す。早ければ来年度にも導入し、5年間で100校程度の設置をめざす。
同省は、外国人教員や英語が堪能な日本人教員らの人件費や学習プログラム開発費などの助成に必要な経費を、来年度予算の概算要求に盛り込む意向。各都道府県教委などを通し、全国の国公私立高校から希望校を募った上で選考する。まずは各都道府県に1校程度指定して約50校でスタートし、順次拡大を図る方針だ。
YOMIURI ONLINE
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