出雲崎町は、宮城県蔵王町など全国11の市町村と、大規模な災害が起きた際に、救援物資を供給したり、職員を派遣したりして協力しあうとした協定を結びました。この協定は、おととし9月の台風12号による豪雨で被害を受けた和歌山県や奈良県の現場を視察した大阪府河南町の町長が呼びかけました。協定には、出雲崎町や河南町のほか、宮城県蔵王町や長野県下條村奈良県十津川村など全国11の市町村が応じました。
協定は、東日本大震災の教訓から大規模な災害が起きた際に、同時に被害にあうおそれが少ない離れた自治体どうしで支援する体制を整えるのが目的で、食料や飲料水などの救援物資の供給や、職員の派遣、被災した子どもの受け入れなどあわせて7項目が盛り込まれています。出雲崎町は、「柏崎刈羽原発から30キロ圏内にある出雲崎町にとって、万が一、原発事故が起きた場合、遠くに避難する必要があり、こうした協定は心強い」としています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1033871411.html?t=1366147600370