居宅介護を行ったと装い、福祉サービス事業所から給与をだまし取ったとして、大阪府警寝屋川署は２７日、同府寝屋川市八坂町、介護ヘルパー榊マキ子（５３）と自称不動産業円山秀和（６２）両容疑者を詐欺容疑で逮捕したと発表した。
発表によると、２人は共謀し、２００７年１０月～翌年９月、榊容疑者の勤務先の事業所に対し、円山容疑者に家事援助や入浴介助などをしたとする虚偽の書類を提出し、給与約１９０万円を詐取した疑い。円山容疑者の海外旅行中に、榊容疑者が円山容疑者に介護サービスを行ったとする書類を事業所に提出していたことから、発覚した。
調べに対し、円山容疑者は「市から障害者認定されており、実際に介護サービスを受けた」と供述、榊容疑者も「ちゃんと働いて給与をもらった」と話し、いずれも容疑を否認しているという。
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