東日本大震災で被災した仮設商店街の自慢の一品からナンバーワンを決める「復興グルメF-1大会」が20日、宮城県気仙沼市で開かれた。投票の結果、サンマの甘露煮と野菜を薄焼きしたパン生地で巻く気仙沼復興商店街南町紫市場の「気仙沼サンマティーヤ」が優勝した。
「大槌めかぶシフォンケーキ」(岩手県大槌町)やワカメご飯にホタテ一個丸ごとのせた「雄勝丼」(宮城県石巻市)など岩手、宮城の6商店街が参加。訪れた観光客や地元住民は、投票用の割り箸を片手に、1皿300円でご当地の味に舌鼓を打った。
おおふなと夢商店街(岩手県大船渡市)は、サンマのすり身を入れたすいとん「さんまばっとう」で勝負。近く商品化する予定で、商店街の及川広●さん(56)は「お客さんの評判は上々で今後に弾みがついた」と喜んだ。
●=日の下に立
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130120/trd13012017510010-n1.htm