NHK新潟放送局は、ことし4月に新潟市中央区にオープンする新潟日報社の新しい社屋の大画面で、大きな災害が起きた際に緊急放送を出すことになり、10日、覚書の締結式が行われました。
新潟市中央区のNHK新潟放送局で行われた締結式には、▼新潟日報社の高橋道映社長と▼NHK新潟放送局の西原譲一局長が出席しました。
緊急放送は、4月12日に新潟市中央区万代にオープンする新潟日報社の新しい社屋・「メディアシップ」の1階入り口部分に設置された220インチの大画面で放送されます。
大画面は、普段は、広告などが流れていますが、県内や近隣の都道府県で、震度5弱以上の地震が発生し、NHKが、緊急に災害放送を出した際に、画面が切り替わります。
また、新社屋は、津波が起きた際に避難するビルとしても活用できるよう新潟市と協議を進めているということです。
新潟日報社の高橋社長は、「新潟は災害が多いので、命を守るために協力していきたい」と話しています。
NHK新潟放送局の西原局長は、「視聴者に必要な情報を迅速、的確に伝えたい」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1034643141.html?t=1357836324103