この日には鏡餅(正月などのハレの日に神仏に供える丸く平に作った餅)を下ろし、お汁粉や雑煮にして食べます。「開き」とは「切る・割る」という意味ですが、鏡開きは武家社会の行事だったため、縁起のよい「開き」という言葉が使われました。古くは「二十日(はつか)⇒刀柄(はつか)」につながることから、1月20日に執り行われる行事でしたが、三代将軍徳川家光が1月20日に亡くなったため、この日を避け、11日に行われるようになりました。
「お汁粉」所要時間60~70分 215kcal
材料 (2人分)
作り方
① 小豆は水で洗い、小豆の3~4倍の水を加えすぐに強火にかけ煮る。途中簡単にアクをすくう。
② 弱火でコトコトとやわらかくなるまで煮る(目安は40~50分)。途中水が少なくなってきたらさし水をする。
③ 小豆が煮えたら砂糖を加える。
④ 餅を2つに切って焼き、③に入れてさっと煮る。
⑤ 器に盛り、箸休めの漬け物を添える。
☆小豆は吸水性が高いので、水に浸けずに洗ったらすぐに煮ます。かつては「渋切り」といって沸騰させてから一度湯を茹でこぼしていましたが、体に有用なサポニンなどを流してしまうので渋切りはしないようにしましょう。砂糖を加えると豆がしまるので、十分やわらかく煮てから砂糖を入れます。
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