上越市西本町4の同市立水族博物館で、今年の干支(えと)にちなんだ「シマウミヘビ」(ウミヘビ科)と「ホタテウミヘビ」(同)が展示されている。20日まで。
同館は毎年、新年の干支にちなんだ生きものを紹介する企画を年末から年初にかけて行っている。
シマウミヘビは沖縄県などの海に生息。成長すれば全長約75センチになる。体側の黒い横帯が特徴。水槽の中でクネクネと泳いでいる。
ホタテウミヘビは日本海西部などに分布する。成長すれば約1メートルになる。色は暗灰褐色で、上あごに突起が2つある。夜行性で、普段は砂に潜って頭だけを出して周囲の様子をうかがっている。
いずれも爬虫類(はちゅうるい)ではなく魚類のウミヘビで、毒はない。
上越市小猿屋の小学1年、宮崎優人君(7)は魚類に興味があり毎年、同館に何度も足を運んでいる。5日は今年初めて、両親と訪れた。水槽の中で泳ぐウミヘビを目にし、「可愛い」と話していた。
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20130106ddlk15040029000c.html